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さおだけ屋はどうして潰れないのか

さおだけ屋はどうして潰れないのか まとめ

 

会計の基本:ゴーイングコンサーン。企業は継続することを基本としている。

会計の本質:見えないものまで数値化することで、企業の活動を正しく把握することである。その目的において、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書の3種類をそれぞれ使うことが非常に有用である。

この会計における3種の神器については、また別の機会に深掘りしてまとめる。

 

エピソード1:さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

さおだけ屋は副業であり、本職ではないから。また、この事業に当っては本職の金物屋を活かした、追加投資が0で始められる為、さおだけが売れなくても問題がない。

つまり、さおだけだけに注目していても何も見えてこないということ。

 

また、さおだけをフックに他のものを売りつけることで単価をアップさせている。

 

エピソード2:高級フランス店の謎

連結の話。自社の本業とシナジーを生む事業を新たに作ることで、投資効率をあげる。

 

エピソード3:在庫だらけの自然食品店

本業はオンラインショップで、店舗はその倉庫代わりである。

在庫は、在庫管理(人件費)・場所代、減耗損が発生する。それに加え、最も大きい問題は、キャッシュインがないのにキャッシュアウトがあること。資金ショートリスクも抱えてしまうことになる。

→在庫は「多すぎても困るが少なすぎても困る」。そしてこれと同様、資金をギリギリのラインで持っておけるよう計画するのが財務部である。

 

資金ショートを防ぐ格言として、「支払いは遅く、回収は早く」。

 

エピソード4:完売したのに怒られた!

商品を時間一杯使わずに完売させてしまった。→機会損失。チャンスロス。

余るのも怖いが、足りなくなるのも商売的には同じくらい問題。

ギリギリより少し上の目標を設定することがコツ。

 

因みに、管理会計ではこの機会損失も数値化する。

 

エピソード5:回転率

雀荘の店員がわざと負けたのは、店の回転率をあげる為。

単価*顧客数で、顧客数を増やすのに、回転率をあげることが必要というお話。

 

エピソード6:キャッシュフロー

 

割り勘をクレカ払いすることで、その月のキャッシュフローを良くするお話。

利益とは別次元の話で、現金の動きを見ることも必要であるというお話。

 

以上。